

ランブレッタTV175が我が家にやってきました。
今までベスパPX200FL2、そしてラビットS601と2スト鉄スクーター乗ってきましたが、
手放すとまた欲しくなるので、だったら一番欲しいのを買ってしまえということ買ってしまいました。
ランブレッタの最高峰と言えばTV200だと思いますが、
エンジンそのものより車両の雰囲気を重視して、他にない一台を探し求め、これに出会いました。
まぁ何年も前から売っていることは知っていたのですがw
ベスパ買ったお店で売っていたものなので。


この車両は、90年代前半にイギリスの有名なビルダーによりレストアされ、
その後日本に入って来たそうです。
90年代前半なんて中学生の頃なので最近だなと思っていたのですが、
もう20年近くたつんですね。
レストアから20年近く経った経年変化のヤレ具合がとにかく最高で、
また、ピンクXグレーとメッキという組み合わせが最高です。
自分で色を選ぶとしたらピンクなんて絶対選びませんw
可愛い色してますがウインカーもないしレッグシールドミラーは全く後ろ見えないしで、
乗りこなすのはちょっと慣れが必要です。
自分はインディアンでも手信号なのでまぁ大丈夫かなと思っていたら、
フットクラッチのおかけで半クラしながら手信号できるインディアンに対して、
ランブレッタはクラッチ握るかアクセルひねるかのどっちかの状態で手信号ださなきゃいけないので
インディアンより手信号難しいです。




この車両には貴重な当時ものパーツが沢山ついているというのも購入の決め手でした。
ショップの文を借りると、
”貴重なピリオドアクセサリーも多数、ノーズカバー、フロントバンパー、LDジャグライト、スペアホイールホルダー、サイドパネルフラッシャー、レッグシールドメタルトリム、フロントフォークカバー、これら全て当時のオリジナル。
今やこれらを集めようと思ったら、まさに全世界的コンペティション状態。
かなり困難を極めると思われます。”
という感じです。




ちなみにこの車両、大塚愛の「フレンジャー」というCDのジャケットに使われた車両そのものです。
購入時サービスでシート張り替えしてくれるという話を頂いたのですが、
大塚愛のおしりが触れたシートを張り替えてしまうのはもったいないのでそのままですww
シートのやれ具合が最高ってのが一番の理由ですが。
サウンドは、いかにもって感じで、かわいい色とは対照的に結構音は大きいです。
アイドリング時はぜんぜんですが、アクセルまわすと住宅街では結構きにしちゃうかもしれません。
まぁインディアンが暴力的なサウンドなので自分的にはぜんぜん気になりませんがw
この車両のすばらしいところは、レストア時に安易に12VCDI化されていないということ。
ベスパやランブレッタでは結構されちゃってるのも多いんですよね。
ハーレーと一緒で、当時のままがいいですよねやっぱ。
6Vなのでアイドリング時のライトは暗いですが、アクセルひねると連動して光が強くなる感じがすごく好きです。
肝心の乗り味ですが、最初はちょっと怖かったですw
ベスパPXにも乗っていましたが、あれとは全然べつで、
どちらかというラビットに乗ったときの怖さに近いものがありました。
でもしばらく走って慣れたのでもう大丈夫です。
2ストですが低速のトルクもそこそこあり、
パワーバンドに入るとものすごく気持ちよい走りをします。
パワーバンド手前では振動が凄まじいですがw、パワーバンドはいると滑らかになります。
群馬に行ったらインディアンとランブレッタ、両方楽しく走れると思うと楽しみでしょうがありません。
問題は、ランブレッタ扱うお店が群馬にはないっぽいので、トラブルあったときに
東京までバイクを運ぶことくらいですかね。